Aloha Aku, Aloha Mai
Aloha Aku, Aloha Mai (アロハ アク アロハ マイ)
愛を与えれば、愛を受け取れる・・・直訳すればこんな意味です。
11月の発表会でこの曲を踊ります。
このタイトルはハワイのことわざからきているようです。
それは、こんなことわざです。
Aloha mai no, aloha aku, o ka huhu ka mea ela ole
愛は与えれば帰ってくる。怒りからは何も生まれない。
いかにもハワイアンらしい考え方ですね。
映画ハウマーナのエンディングロールに流れるこの曲、ロバート・カジメロさんのベルベットボイスにより、しっとりと歌い上げられ、それはそれは素敵です。
天国の涙のようにトウワヒネの雨が降る。
愛は与えられ、かえって来る。
広大に広がる天、空、高地から続く穏やかな海
愛は与えられ、帰ってくる。
ここにあなたがいて、私がいる。
帰ってきてください。
大きなハワイの愛のもとへ。
青々と草木の茂る美しいハワイ。
広大に広がる天、空、高地から続く穏やかな海
愛は与えられ、帰ってくる。
日本語にするとこんな感じです。
さらに考えていくと、こんな風になるのではないかな、、と思います。
自分が放ったエネルギーが巡り巡って自分に帰ってくる。
自分が誰かに与えたり、放ったりしたもの、それは巡り巡って自分のもとへいずれ帰ってくる。良きにつけ、悪しきにつけ・・・
因果応報
という言葉が頭に浮かびます。
人間は人種を越えて同じなんだと思えてきます。
また、映画ハウマーナの監督、ケオ・ウールフォードさんは日本での上映時に来日され、観客とのセッションの中で、Pa a ka na’au/五感で踊るということの大切さを話されたそうです。頭であれこれ考えるのではなく、五感を研ぎ澄まし(全ての感覚を使って)踊ることが大切だということです。
ケオさん自身、ハワイアンで、素晴らしいフラダンサーでありましたが、残念なことに、2016年11月に脳卒中で倒れ、49歳の人生の幕を下ろされました。
そんな大切な曲を踊らせていただくために、一同練習にはげみます( ´艸`)
注)Aloha aku ,aloha mai
作者 ケオ ウールフォード
マイケル キャスパング(ハーラウ イカヴェキュウのクム(先生)